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香織:「明、いくつだった?」
明:「11だよー♪」
香織:「えっ!?また隣じゃん♪良かったぁ♪」
明:「おっ!偶然ってあるんだねぇ♪私と隣になるのがそんなに嬉しいの??」
香織:「嬉しいよっ!それに明ならいろいろ気を使わなくても良いし!」
明:「なんだか理由がスッキリしないんだけど……」
そう言う明は、眉をしかめながら私を見ている。
香織:「嘘だよっ!う・そ♪明が大好きだから、ずっと明の隣が良いのー♪」
明:「そんな後から取って付けたフォローは、いりませんっ」
そんな風に2人で話していると全員がくじを引き終わったらしく……
多恵:「はーい!全員引きましたね?それでは自分の番号のところに机を持って移動してください!」
多恵ちゃんの号令で、クラス全体が大移動を始める。
私と明は、机を1つ前に動かすだけなので簡単で早く終わる。
香織:「楽で良かったねぇ?」
明:「ホントだよ、教室を横断しないといけないなんて面倒臭いもん」
香織:「ねぇ?さぁて、皆は、どこに移動したのかな?」
周りを見渡すと紗奈と晴は、廊下側の真ん中。
杏也は、教壇の前(笑)
未柑は、なんとさっきまで私がいた席だった。
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