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多恵:｢あれ？みんなもぅ知ってるのかな？｣
きっと転校生は、今頃すんごい緊張してるだろうなぁ……
懐かしい、５ヶ月前の自分を思い出すよ♪
多恵:｢それじゃ、中に入って来てもらえる？｣
多恵ちゃんの言葉の後に、教室のドアが開き、転校生が入って来た。
教室からは、ザワザワと騒然とした雰囲気になる。
それは、そうだ！
ぱっと見…男？女？？
と、思えるような容姿……
着ている制服が男子用なので男の子だと分かるが、背も小柄で可愛いらしい！
杏也と同じ位かな？
そんなことを考えていると
多恵:｢それじゃ、自己紹介してもらえる？｣
？？:｢は、はいっ！｣
あら、だいぶ緊張してますねぇ…何もかもが懐かしい！
泉水:｢えっと、今日からこのクラスでお世話になります。春日 泉水(ｶｽｶﾞ ｲｽﾞﾐ)です！なぜこの時期に編入なのかな？って思う人もいるかもしれませんが……｣
朝、学校に来た時から皆が１番気になっていたことを話してくれるってタイミングでまた教室のドアが開いた。
ドアの向こうには遅刻常習犯の杏也が立っていた。
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