ゆりと隼人

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  「俺ストーリー書きたい」   そう言って手を挙げたのはだいちだった。   そして 「だいちがやるなら私もやるー!」   さえまで。   いつもはやる気ないと思ってたけど、実際皆お祭り好きだったのか。     「じゃあ、まな魔法使い役やるぅー!!なつみは悪役やりなよお!絶対似合うっ」     悪気は無いもんね、まなは。ある意味たち悪いかも?     「じゃ、継母役やるよ」     なつみはゆりと一緒で表に出るの嫌いそうだし絶対裏方やると思ってたから本当に以外だ。   ゆりが驚いているとまなが近付いてきた。   「ゆりと隼人君はぁ~も・ち・ろ・んー!」     ……嫌な予感がする。
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