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翌日
「ふぁぁ」
昨日あれだけのことがあったのにも関わらずカズマの目覚めは快調だった。
「でも、本当に俺がパイロットなんかでいいのか?」
カズマが一人呟くと
『カズマの腕とデータを参考にするとなかなか筋は悪くないです。大丈夫でしょう』
枕元から声が聞こえた。
「おわっ!?」
『おはようございます』
声は携帯端末からだった。
「そういやそうだったな、昨日艦長の部屋を出たあと整備士の人に渡されたんだった。おはよう、ゼロ」
『その様子だと昨日はしっかり休めたようですね』
「あぁ、なんとかね」
『では、早速ですがミーティングをするようなのでブリッジに集まるようにだそうです』
「了解!」
カズマは立ち上がって携帯をポケットにいれると部屋を出た。
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