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「はぁ…」
カズマは窓から空を眺めた
月の上空にはNANOによって地球の空が再現されている
「本物の空を飛びてぇなぁ」
窓から空に向かって手を伸ばしたとき
ドゴォン！
「なっ！？なんだ？」
目の前に着陸寸前だった戦闘機が突如爆発した
「お、おい！あれは…」
窓の外を見た中年男性が爆発した機体の炎の中を指差した
「うっ、うそでしょ！？」
「あれは８年前に消えたはずじゃっ…」
大人たちは慌てているが子供には何のことだかわからない
すると煙の中から蜘蛛のようなフォルムをした銀色の機械が出て来た
「なんだよ！あれ！？」
カズマが窓に張り付いていると見ていると
「おいカズマ！なんだか知らないけどここから逃げるぞ！」
ルイスが慌てた様子で近付いてきた
「あぁ…！」
半ばルイスに引っ張られながら急いで階段を降りていった
そのあと少ししたら大きな爆発音とたくさんの悲鳴が響いた
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