23人が本棚に入れています
本棚に追加
はい。どうも皆さん、一応主人公な華織ちゃんです♪
ヤベ、キモいぜアタシι
つかよ~何なんだよこの状況。
今、現在のアタシの状況はズバリ!肌が青いキモい奴らと鬼ごっこ中~。
しかも、アタシは何でか巻き込まれた上に、米俵のように担がれて移動してるもんだから、さっきから腹が鎧?に当たって痛くて仕方ないって訳。
なんか、趙子龍さんが言うには今あのキモい奴らから逃げてる訳で、牢破りをしたら空からアタシが降って来たんだって。
「ねぇ兄ちゃん。なんで牢破りしたのさ?」
「劉備殿を見つけだし、お救いする為だ。」
劉備て誰だよ。ちゃんと説明しろや。
「そっちのお姉さんとヒゲ親父は?」
「ワシはとある方から、こやつらに手助けするように命じられたからのぅ。というか、ヒゲじゃない。ワシは島津義弘じゃ、小娘。」
はいはい。島津義弘ね、島津~島津~。うん、覚えた。
「私は星彩よ。私も将軍と同じく、劉備様をお救いする為に散り散りになった仲間を探しているの。」
はい、星彩さんね。ふぅ~ん。仲間ねぇ…なんかすっげーファンタジーぽいな。ドラ〇エとか、Fin〇lF〇antasyとかそんな感じ?
つか、さっきから嫌な予感がひしひしと感じるんだよなぁ~。
劉備だの、趙子龍だの、島津義弘だの…まさか…まさかねぇ~。
いやいや、ありえない。ありえないってアタシ!大丈夫。彼らに聞けば大丈夫さ!(何が?とか突っ込むなよ?)
「此処から先は通しませんよ!さあ、美しく散りなさい!」
「あ?なんだこのオカマ。化粧の仕方も服装もやばくね?キモいなオイ。」
いろいろと考えているうちに、気づけば出口付近に来ていたらしい。急に止まった趙子龍さんに、前をみたらポニーテールの背が高い変な爪をつけた奴が立っていた。
奴のあまりのキモさについ本音をこぼしてしまった。見れば、奴は何やらショックを受けたようで、よよよと泣いていた。正直言って、うざい。
「張コウまさか、お前が居るとはな…。」
と、アタシは降ろして背に庇いながら趙子龍さんは言った。
.
最初のコメントを投稿しよう!