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地球で西暦2008年、日本の元号で平成の時代…
日本の首都・東京で1200万人の中の一人の男の子…
その子の名前は橋本元気。別に何も取り柄もなく~有るとしたら人より少し足が速いというだけの男の子!
今その子は高校の入学式に向かうため中学から友達と二人で通学路を歩いている。
橋本「あぁ…今日から高校だね。なんか緊張するよ!」
友達「緊張、緊張だよ!新しいお友達が出来るかが心配だ。」
と高校の入学式の話をわいわいガヤガヤと二人で話している時でした…
…約50m前方の空間が歪み出したのです。周りの景色は何も変わらない景色なのだが橋本の目線の先の景色だけが黒く黒く、何一つしてなにもない。その黒い空間に自分の全てがのみ込まれてしまいそうな、嫌な感じを橋本は受けた。
橋本「なぁ?あそこなんかおかしくないか!?」
友達「えっ?何を言っているんだよ。何もおかしくないよ。」
橋本「見えてないの…?」
友達には何も見えていないのである。橋本にしか見えていないその黒い空間!
二人はひきこれるようにその方向に歩いてしまっている。橋本は心のなかであそこに行ってはいけない…と冷や汗をかきながら思っている。
次の瞬間!
黒い空間から真っ白な光が橋本の体を包むようにさしてきたのである。光が消えた瞬間…
友達「それでさ~!あれっ?元気!?」
その場所には橋本がいたという形跡だけが残され、身体は消えていたのである。これから物語が進んでいく………………………………
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