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「やあ、きたね」
部屋に入った俺を出迎えた野郎。
闇火葵。
文字通り野郎だ。性別は男なのに美少女顔という特殊な奴。
事務所からほとんど外に出ない引きこもり。そして天才。
「少し遅かったね。また正義の味方にでもなっていたかい?」
「うるさいな……」
「図星だね」
困っている俺を見てケタケタと笑う葵。
「それより仕事は?」
「ペット探しだろ?しっかり見つけたさ。カメレオン」
「イグアナだね」
細かい指摘が入る。
イグアナとカメレオンなんて大差なんてないだろうに。
「ま、とにかく依頼はこなしてきたんだから文句言うなよ」
肉体動労は全て俺なのだから少しは労って欲しい。
「次の依頼があるんだけどどうする?」
「今日はパス。明日学校帰りによるからその時に内容を聞くよ」
「ふむ、そうかい?それならフウタ。花札でもしないかい?僕様は暇すぎて頭が破裂しそうだよ」
「その話乗った。どうせなら罰ゲーム決めようぜ。負けたら奴が夕飯を作る」
葵は俺の提案を聞いて鼻で笑う。
「いいよ」
いや、なんで今鼻で笑ったんだよ
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