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翌朝。
俺は学校に登校していた。
いつも通りの一日、になるはずだった。
はずだったんのだ。
俺の通う中学は一学年にクラスが四つある。
普通のクラス三つに特進クラスという頭の良い生徒だけを集めたクラスが一つ。
またその特進クラスっていうのが別格で殆ど普通のクラスとは隔離されている。
さらに普通の生徒は特進クラスに近づくのを禁止されている。
そういった意外にも固い学校で、生徒達も当たり前と思って規則正しく生活してる。
一種の病気じゃないかってくらい真面目。
で、そんな学校で軽い事件が起きた。
事件といってもその特進クラスの生徒が普通のクラスに来ただけの話だけど。
その特進クラスの生徒って言うのが昨日会った白峯巫女で。
休み時間に俺の座っている横で黙って立っている。
「……」
「何か用?」
流石に沈黙のままだと居心地が悪い。
教室中の視線が俺の座っている一帯に注がれる。
「私は従者ですので傍にいるのは当然です」
「あ、そうなの……」
相変わらず意味が分からん。
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