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「巫女?蕪木さんって白峯さんの友達?」 「在方」 「……在方って白峯さんの友達なんだ」 「その通りだよ、ワトソンくん。巫女と私は友達なり」 「コロ助とホームズを混ぜるな!」 「俺の名前を言ってみろ、ドラえもん」 「俺は決して未来から来たロボットでもないし武闘家一家の四男でもない!?」 「おお!意外に知ってるんだね。それに突っ込みもキレがある」 そりゃあキレもでるよ。この小説の突っ込み需要は貴重なんだぞ? 「てかよく昔のネタが分かるね」 「ん?まぁ俺の知り合いに漫画好きの人がいるからさ。その影響で読んでたりするんだ」 で、その人は真さんだったりする。 「そんな君に面白い話をしてあげるよ」 「?」 「湯あみ天女とかメリー木馬とかって結構デザインが過激だったりしない?」 「そのネタ分かるけど古いなオイ!」 面白い話でビックリマンかよ。 今の十代以下の年代の人達絶対わからねえよ。 「それより君さ、いやあえてここはフウタ!」 「何?」 「暇だから私もフウタに付き纏うからよろしく!」 どうやら俺の考えが甘かったらしい。 白峯が諦める前にもう一人増えてしまった。
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