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では、本題に入らせてもらおう。
以下にこの物語を読むにあたっての注意点を記すので良く目を通していただきたい。
最初に私小説と書いたが私1人の視点だけでは面白くない。
そう考えた私は若干の演出を含ませていただいた。本編が3人称となっているのが最たる例である。
その方があなたも考える楽しみが増えるだろう、という私なりの配慮である。
私が誰なのか、どうやって殺したのか、楽しみ方は人それぞれである。あなたなりの楽しみ方を見つけてもらいたい。
あなたにとって、この物語が有意義なものになれば私も書いた甲斐があるというものである。
それではまた、あとがきで……。
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