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『世界はやけにハレルヤ』
誰が言った言葉なんだろう。
教室の窓から空を眺めて、ふとそんな事を思った。
「ふーじ。なに見てんの?」
英二が僕に話しかけてきた。
「空が綺麗だなと思って」
そんな事を僕が言えば、
「珍しー、不二が授業中に余所見すんの」
と、返ってきた。
隣の席の英二に少し体を向けて小声で話す僕。
「…ねぇ、君達あれからどうなったの?」
「君達って俺と大石の事かにゃ?」
少し考え込んだ英二は、にこっと笑って言った。
「親友になった!!」
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