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私は都内某所に住むごくごく普通のサラリーマン。
娘の佳那は今年小学校に通いはじめ、少しずつ友達もでき、妻の真那と3人で贅沢はできないがらも充実した日々を送っていた。
そんなある日、佳那が公園デビューをしたいと言い出した。
勿論断るはずがない。
翌日、佳那は妻と一緒に初の公園デビューに行った。…私も一緒に行きたかったのだが、生憎仕事が立て込んでいたもので…。
仕事から帰ると佳那はうれしそうにはしゃいで公園デビューの報告をしてきた。
「お父さん!今日ね、初めて公園に行ってね…友達まで出来たんだよ!」
凄くうれしそうに話す佳那に私もすかさず答える。
「よかったね!!公園デビューおめでとう!友達も出来たなんて凄いじゃないか!!」
佳那は続けて言う。
「お父さん、今度友達家に連れて来ていい?」
「勿論!」
私は驚いた。娘は自分の知らない内にどんどんと成長しているようだ。
娘の幸せそうな寝顔を横に今日はいい夢が見れそうだ。
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