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日本海軍第三艦隊二群からの艦戦(烈風11型32機零戦22型14機、艦爆(彗星11型32機、九九艦爆22型12機、艦攻(天山12型32機、からなる第一次攻撃隊が敵機を発見したのは、まさにその時だった。
「第二分隊いくぞ!」
艦戦隊の分隊長である黒木は叫んだ。
「了解!」
真っ先にペアを組んでいる森が応答する。
続けて、分隊のメンバーから整備された無線を通して応答が返ってきた。
この戦いにどうにか間に合った新型の三式空一号無線が早速その威力を発揮した。
それに気をよくした黒木は翼を翻し、速度を加速させた。
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