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だが攻撃を受けているのはもちろん艦爆隊もだ。
新鋭防空巡洋艦のアトランタクラスが空母をやらせまいと5インチ砲を大量に撃ち上げてくる…。
だがこちらが新鋭機だということを知らないためだろうか、機体の後方で爆発する。
なにしろ新鋭機である彗星は九九艦爆に比べ圧倒的に速いのだ。
そんな隙にも第二分隊の彗星は「ヨークタウン」に接近する。
だが……
ドカーン!
小林「!?」
突然真後ろで爆発が起きた。
爆風が編隊を襲う。
ついに5インチ砲が彼等を捉えのだ。
小林(これで新鋭機のメリットもなくな…)
その時隣でまた爆発が起きる。
敵の機銃がいま味方の一機をジュラルミンのスクラップに変えたのだ。
小林「畜生!アメ公め…いま叩き潰してやる!」
小林大尉は怒りを口にする。
既に彼に従う彗星は7機にまで減らされている。
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