夢の楽園Ⅱ

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各艦の対空砲や機銃群も目一杯角度を下げ射撃しているが…あまり効果はない。   なにより天山の高度がひくすぎるのである。   彼等はその高度を維持し、「ヨークタウン」を接近した。いや…あまりにも接近しすぎていた。   「撃てえぇぇ!」   その叫び声と共に、第二分隊は魚雷を放った。 それと同時に目一杯操縦桿を引き、上昇する。
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