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それから数分後……
「ヨークタウン」は彼の同型艦と同じように、太平洋の海の底へと消えていった。
開戦以来、ずっと…いや最も、日本機動艦隊と刃を交えて、彼等に出血を強制させてきた「ヨークタウン」を葬り去ることが出来たのだ。
小林ら、端鶴攻撃隊は、大手柄をあげたことになる。
だが、多くの同胞と引き換えに得た戦果であることも、私達は理解していた。
………
これが小林が後に話した話と、彼が書き残した日記をまとめたものである。
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