夢の楽園Ⅲ

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  視点を黒木分隊に戻してみると…… 黒木ら分隊長クラスの搭乗員は、友永大尉から今後の作戦について説明を受けていた。   黒木「艦戦は第一分隊だけということか?」   友永「そうらしいんだ、黒木。攻撃機支援には第五艦隊の艦戦を主力にするとのことらしい…。だから黒木…我々の巣をしっかり守ってほしい!」   黒木(巣のお守りか…まぁ……。)   友永「それとだな、皆も見たであろうが先の攻撃で、我々攻撃隊は攻撃機の40…いや、半数を失ったり、使用不能にさせられている。よって、第二次攻撃隊は、第三艦隊が一度に発艦させられる攻撃機で、敵を集中攻撃する!」   小林「?…つまり第一波だけということですか?」   友永「正しく。しかし、我々にも残された戦力はとても多くはない…。必ずこの攻撃は成功させなければない!」   友永「召集も遠い話ではない!部下への説明も迅速にしておくんだ!質問があったら私のところに では、各自解散!」   分隊長「はっ!」
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