Epilogue

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まだ攻撃を終えていなかった、一部の機体は巡洋艦に攻撃をかける……。 更に、僅かに残ったF4Fに零戦が襲い掛かった。 . 「ニューオリンズ」大破炎上「ペンサコラ」大破「ミネアポリス」中破 素晴らしい戦果だった。 . しかし被害も無視できるものではなかった…… 零戦こそ僅かな被害であったものの、濃厚な砲火に突撃した、艦爆、艦攻は大きな損害をだし、130機から70機弱まで減らされてしまったのだ。 搭乗員がもともと少ない日本にとって、ベテランを失うのは、実に厳しい問題になっていた。 . 余談だが 大戦後半になると、半年にも満たない訓練期間で戦いにかりだされ命を落とした多くの青年達がいた…… もともと、自動車の普及率も低く機械慣れした日本人は少なかったのだ。 そんな若者に訓練を強いるのは、無理強いである。 . ともあれ、敵の全空母を撃沈したと判断した指令部は、ミッドウェー島の米軍基地を空襲するよう命じ、攻撃に向かう途中だった、二次攻撃隊に、ミッドウェー島への進路変更を命じた。
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