👀自己紹介👀

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あれから何分か話していると,看護婦さんが病室に入って来た。 看護婦 「あら,さゆりちゃんの彼氏さんかな?」 なんて言いながらクスクス笑っている。 さゆり 「ち,違いますよ!!」 さゆりは両手を振って完全に否定していた。 なんか胸がチクっとした気がした。 その違和感に気付いた俺は,看護婦さんに言った。 琢磨 「勘弁してくださいよ!こんな天然娘の彼氏な訳ないっすよ!」 多分精一杯の強がりだったと思う。 しかし,俺の気持ちを知らないさゆりは反論した。 さゆり 「こんなってなんですか!?それに私は天然じゃないですじゃ!」 じゃってなんだし。笑 これも天然の現れだな。 そんな俺等のやり取りを見てた看護婦さんはクスクス笑っている。 看護婦 「クスクス,あなた達面白いわねぇ!まるで漫才見てるみたいね!」 琢磨&さゆり 「なんでやねんっ!」 俺とさゆりの声が重なった。 これじゃホント漫才やってるみたいだ...。
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