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琢磨
「動くな...!」
俺はさゆりの後ろ頭にある物を突き付けた。
さゆり
「へ!?!?!?」
さゆりはパニックになり,両手を上に上げる。
多分さゆりは強盗かなんかが銃を頭に突き付けてると思ってるらしい。
まぁ,事実銃なんだが。
琢磨
「名前を言え!」
さゆり
「は,はい!く,楠瀬さゆりです!」
あまりに素直なさゆりに,また笑いそうになる。
琢磨
「...くくっ..ん,んん!じゃあ次にスリーサイズを上から順に言え!」
さゆり
「え,えぇ~!?!?!」
さすがにテンパるさゆり。
顔まで真っ赤になってる。
さすがにこの質問はダメだと思った俺は,質問を変える事にした。
琢磨
「じゃ今の無しにして...」
と,言いかけた時,
さゆり
「79.55.78...」
と,さゆりが言った。
琢磨
「びみょ~!!」
つい言ってしまった。
さゆり
「び,微妙ってなんですかっ!!これでも中学生なら大きい方ですよっ!!」
なんて言いながら自分の胸を寄せてる。
ホントコイツはからかいがいがある。
今,あらためて思った。
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