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今日は仕事だった。
仕事の内容は、道端に落ちている昆布を拾う仕事だ。
コンクリートジャングル東京は、深刻な昆布事情になっていた。
アメリカとはそりがあわず、円高・昆布安となった。
昆布事業に失敗した実業家達は政府に怒りを覚えた。
中には昆布をジュラルミンケースに詰め込み、外国に逃げ出した奴もいる。
一部では、対国家特殊昆布部隊を結成した。
彼らは戦った。右手に昆布を握り締め…。
１０年後
彼らの伝説的な戦争[セイント昆布ウォー]のおかげで世界に平和がもどった。
リーダーのトマソンは最後にこう言った。
「今は平和かもしれない。だが、少しでも気を抜いたら空からカレーが降るぞ」と…。
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