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先生『よぉし、今日もみんな出席だなぁ!あ、あれ?斉藤仁士は休みかぁ?』
仁士『先生!俺ちゃんといる!』
俺の慌てようにみんな笑っている。
先生『なんだぁ、いたのか!その顔どうした?』
仁士『え…っと…』
横目で結花を見る。
………
わぁお、言ったらもっと殺るってオーラ…いや顔に出てるよ!
仁士『ね…猫に引っ掛かれたんです!』
右手で頭を掻きながら言うとみんなは大笑いした。先生は苦笑している。
先生『朝から何やってるんだか…おっ、そろそろ健康診断が始まるぞ。みんな体育着に着替えて体育館へ移動しろよ』
予鈴と同時に先生が教室から出ていった。
慎『災難だなぁ!仁士!朝から猫にやられてよ』
一生懸命笑いを堪えてる。
仁士『……』
慎『どうした?』
仁士『猫じゃなくて、虎とか言えば良かったなぁ…』
慎『あっはははは!まじウケる!』
『ちょっと男子早く出てってよ!着替えること出来ないでしょ!』
慎『はいよ~』
教室から出て行く時、結花を見て…
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