罪の告白

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私には愛する人がいました。 彼は医者で、とても優秀で優しく素敵な方でした。 私はそんな彼に恋い焦がれていました。 一年半も。 その長い私の思いは届いていたみたいで彼とお付き合いすることになりました。 私は本当に嬉しくて舞い上がりました。 これ以上ないほどに、私の人生で最大の幸せだと思えるぐらいに。 私を見てくれる彼は優しくて大好きした。 側にいるだけで幸せだと感じていました。 それがずっと続くと信じていました。 永遠があるのだと、信じていました。
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