5人が本棚に入れています
本棚に追加
でも、人とは欲張りなのですね。
私はずっと側にいて欲しくなりました。
朝も昼も夜も。
仕事の時間すらも…。
婚約すらしていないのに…。
私は最初は我慢していました。
でも、それも長く続かなくて、押し掛けるようになりました。
彼は笑って、「気を付けるように」と言ってくれました。
それでも、やめられない私はさらに数を増やしていきました。
さすがに彼に怒られました。
「患者さんにも迷惑がかかるでしょう?」
「分かっているわ。でも、側にいたくて…」
どれほど迷惑になっているかは理解しています。
でも、やめられませんでした。
最初のコメントを投稿しよう!