罪の告白

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側にいたい。 片時も離れたくない。 そんな思いは募るばかり。 どうしてこんなにも欲しているのでしょうか? 私はただ愛しているだけなのに。 愛しているからこんなにも求めてしまうのでしょうか? 苦しいような焦燥。 身を焦がすような思いは私を灰にするどころか、激しく燃え続けるばかり。 それは、側にいたいという思いすらも捻曲げてしまいました。 誰かと話すのが許せない。 誰かの近くにいるのが許せない。 私を見て 私だけを見て 私以外、映さないで 私だけのモノになって
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