東方SS 花に囲まれて

13/15
前へ
/17ページ
次へ
「えっ…?何で?」   「それはちょっと…気になったからよ…」   魔理沙は少しの間、目をつぶり…口を開いた。   「アリス…私がいいって言うまでの間後ろを向いてくれないか…」   「えっ?何で…?」   「いいから」   魔理沙にそう言われ、アリスは後ろを向いた。   「……いいぜ」   すぐに魔理沙からは返事があった。   ――何だったのかしら…?   アリスは何が何だか分からぬまま魔理沙を振り返った。   直後   アリスの唇が魔理沙の唇によって塞がれた。   ――えっ…?   アリスは訳がなんだか分からなかったがようやく…理解した。   ??何だ…。どっちにしろ泉に行く必要なんて…なかったんだ…   アリスは誰が見ているわけでもないがちょっと気恥ずかしかった。   だけど…   ――もう少し…このままでもいいかな…   色とりどりの花々が二人を見守っていた…
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加