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「えっ…?何で?」
「それはちょっと…気になったからよ…」
魔理沙は少しの間、目をつぶり…口を開いた。
「アリス…私がいいって言うまでの間後ろを向いてくれないか…」
「えっ?何で…?」
「いいから」
魔理沙にそう言われ、アリスは後ろを向いた。
「……いいぜ」
すぐに魔理沙からは返事があった。
――何だったのかしら…?
アリスは何が何だか分からぬまま魔理沙を振り返った。
直後
アリスの唇が魔理沙の唇によって塞がれた。
――えっ…?
アリスは訳がなんだか分からなかったがようやく…理解した。
??何だ…。どっちにしろ泉に行く必要なんて…なかったんだ…
アリスは誰が見ているわけでもないがちょっと気恥ずかしかった。
だけど…
――もう少し…このままでもいいかな…
色とりどりの花々が二人を見守っていた…
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