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「あっ、魔理沙。ここにいたのね。霖之助さんが捜してたわよ」
アリスが博麗神社の縁側に降りてきた。
「マジか?ばれた?」
「さぁ?そうなんじゃない?」
「うへぇ…どうしよう…」
「大人しく謝ったほうがいいんじゃない?さぁ行くわよ」
そういい、アリスは魔理沙の手を引っ張る。
「待ってまだ心の準備が整ってないぜ!」
「早くいくわよ。大丈夫よ。私も謝ってあげるから」
そういい、手を引っ張ったままアリスは飛び、魔理沙は急いで新調した箒に跨がった。
あれから二人は急に関係が変わったわけではなかった。
しかし確実に変わったことはある。
それはお互いがお互いを意識しあっていたことを知ったこと。
今はまだちょっと不器用かもしれないけど…
二人はまだこれからを生きる。
だからこれから徐々に慣れていけばいいとアリスは思っている。
そして魔理沙とやがては二人で生活したい。
この幻想郷で…いつまでも…
~fin~
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