プロローグ

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広い城内を歩き回り、やっとのことで"謁見の間"の扉に到着。つか広すぎだろこの城。 無駄に大きく重い扉を開けて中に入ると、正面にはレッドカーペットが伸びていて、その先に玉座が2つ。 そして、その玉座に座っているのは現国王ラウド=デメテリアと、王妃マールである。 2人の前まで行き、跪く。すると国王が口を開いた。 「息子よ!顔を上げて私そっくりのイケメンフェイスをよく見せておくれ!」 ―――あ~なんでこんな奴が国王なんだろ…? そう言う俺は"王子様"なんだけどさ。 クソ親父の態度に呆れた俺はさっさと用件を聞くことにする。 「で?用件は何?俺早く部屋で○コ動観たいんだけど?」 「んむ。それで用事というのはな………」 そんなぶっきら棒な感じの俺にクソ親父がとんでもないことを言ってきた。 「息子よ!このデメテリア王国の国勢調査を命ずる!」 ……………は?
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