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明凛「お待ちください!」
別室で休んでいた明凛が、いつの間にか立っていた。
ホウ統「これは、奥方。具合は良くなられたのかな?」
明凛「はい。すっかり取り乱してしまい、申し訳御座いませんでした。」
関羽「そうか、それはよかった。奥方に何かあっては、龍一に申し訳ないからのぅ。」
明凛「お二人に、お願いが御座います。私と龍明を、龍一様に会いに行かせて下さりませ。」
明凛は、ホウ統と関羽に縋る思いで願い出た。
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