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その場にいた4人は、明凛の思いを、痛い程解っていた。
張任「奥方様、それはなりません。我等は、前線に援軍として、参るのです。余りにも危険過ぎます。」
司馬昭「張任殿の、申す通りです。それに、前線で戦っているのは、将軍だけではありません。全ての将兵にも、家族が待っております。」
関羽「儂も、2人と同じ意見だ。龍一だけでなく、前線で戦っている将兵の、留守を預かる身としては賛成できん。」
ホウ統「奥方、特別扱いする訳には、いかないのだ。それに、龍一がその様な事を、認める訳もなかろう?」
4人は、明凛を諭して思いとどまる様に、説得したのだった。
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