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初陣
龍一は趙雲と馬術の訓練をかねて新野をでて遠乗りをしていた。
趙雲「龍一殿もかなり馬の扱いが巧くなりましたね。」
龍一「先生がいいからですよ。」
2人は話しながら、ゆっくりと進んでいた。
すると前方から伝令の兵士が馬を飛ばしてきた。趙雲は、兵士に近づいて話を聞き、顔色を変えて龍一に向かって叫んだ。趙雲「龍一殿、曹操が攻めてきた!急いで城に戻りましょう。」
龍一「解りました。」
2人は急いで戻ると、劉備や他の武将達がいる大広間に集まった。
劉備「曹操が攻めてきた!皆力を合わせて追い返そうではないか!」
「おう!」
皆力強く応えた。
徐庶「龍一は、どうする?城にのこるか?」
龍一「いや、腕試ししてみたい。皆が命懸けで戦うのに、何もしないって出来ない!」
劉備「龍一、無理する必要はないぞ?」
龍一「いえ、無理はしてません。」
劉備「そうか、では徐庶は龍一と共に行動せよ。」
徐庶「畏まりました。」
2人は、劉備のもとを辞して準備を始めた。
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