5/14
前へ
/491ページ
次へ
ザワザワ‥ 私が少しおどおどしていると、異変に気付いた人々が、ざわつき始めました。 『ああああの‥すッすみません‥せっかくッこのような大役を任されたのに‥』 私は泣きそうになりながら言いました。 いえ‥口が勝手に言葉を発していました。 『あああいさつののッ内容を書いた紙を‥紛失してしまって‥すッすみませんでした!!‥1年Sクラス 柴田 夏依‥』 私の高校生活は‥きっと笑われもので終わるのですね。 壇上から降りる時。 先生方の目がとても冷たい気がしました。
/491ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3897人が本棚に入れています
本棚に追加