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駅前の花屋を通りかかると橙色の鬼灯が差してあった。 エスカレーターに乗る。 店に並ぶだけあって大振りな実をしている。 立ち止まりながらそんなことを考えた。 改札を通る。 鬼灯。 六角状のガクに包まれており、熟すとオレンジ色になる。 子供の頃、口で音を鳴らして遊んだりした。 もっとも、それはおばあちゃんが教えてくれたのだけれど。 ただ鬼灯の中身を食べ過ぎてお腹が痛くなったことがある。
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