入学式の朝に
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「ごちそうさまでした」 食べ終えると、直ぐさま食器を重ねてキッチンへ運び込む。 皿やカップを水に浸けながら、壁に掛けてある少女趣味な時計に目をやると、もう8時15分。 「やばい!!!」 慌てて自室に戻り、赤いリュックサックを肩に背負って階段を駆け降りる。 「いってきまーす!」 誰に聞かせるでもなく言い残すと、玄関に鍵をかけ、通学路を走り抜けて行く。
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