…平穏

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その日の帰り道、俺と里桜ゎ帰り道を並んで歩いている。 「ごめんね…バイク重いでしょ…」 「いいって気にすんな。」 里桜ゎほっとしたように目を瞑る。 「あのねっ!結希君、明日暇かな?」 「あぁ、暇かな…」 すると里桜ゎカバンからチケットを出してみせた。 「あのねっ…映画のチケット買ったの…だから…」 「いいよ…一緒に行こう。」 パァッと顔が明るくなる里桜。それだけでこっちまで嬉しくなる。 里桜の家の前に着くと、バイクを立てて、里桜にキスをする。 毎日やってゎいるが、まだ慣れない。 「またね///」 「あぁ…///」 俺ゎ原付きに跨がり、家に向かって走る。 「ただいま。」 家にゎだれもいない。 親父もおふくろも科学者でどっか行ってる。 俺ゎ適当に何か作り、風呂に入りテレビを着けた。 『政治ゎ分からんな~』 お笑いを見ていて口元が緩んだ瞬間に… 『ザァーザァー……』 いきなりテレビが狂いだした。 「はっ!?何だよ…」 すると、段々チャンネルが戻っていき、 石段をバックに黒服の男が映し出された。 『やぁ、日本国の諸君、今晩は。』 いきなり挨拶をして話し始める黒服。 『突然だが、ゲームをしよう。』 ゲームだと? 『今から二日間かけて我々の部隊を日本に送る…君たちゎ我々の部隊を倒してほしい。』 頭大丈夫か…こいつ… 『なお、このゲームの内容を見てない諸君達ゎ誰かに聞き出したまえ。』 すると突然携帯が鳴り出した。 里桜? (今、変な人が映ってるよぉ…) 「何だって!?」 『頑張って生き残ってくれよ…それではスタートだ。』 そう言い残してテレビゎ勝手に切れた。 今ゎ臨時ニュースが流れて自衛隊がどうのこうの… 何もおきなきゃいいんだが…
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