…平穏

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次の日、結希ゎいつもより早く起床した。 昨日の瑞希の言葉が頭から離れずに眠れなかったのだ。 「凄いスピードで海から来てる。」 一体何だと言うんだ。この前のテレビ放送と関係ゎあるみたいだが… 俊也ゎテレビのリモコンを取り、スイッチをつける。 「あれっ?つかねぇ…」 ブレーカーが落ちたのか…見に行くか。 だけどブレーカーゎ落ちてゎおらず冷蔵庫も普通に活動している。 「ったく何なんだよ!」 イライラするのゎ良くない…外でも歩くか? 暫く歩いていると、向かい側から赤の大型バイクが走ってくる。 ー…瑞希? 「結希!学校に行くぞ。」 「はぁ?何でまた…」 「もう…始まったんだよ…実際にN市ゎ攻撃を受けている…」 「なっ!?」 本当だったのか…じゃあ、あの放送から二日間、今も奴らゎこの町に… 「瑞希!急ぐぞ!」 「あぁ…早くしねぇと…」 俺達ゎ学校まで全力で飛ばした。
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