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「あのーもし良かったら私のノート見ますかぁ」
「えっいいの」
達哉は笑み混じりで言うと「美夏ちゃんやめときなってこいつに付き合うと真っ暗になっちゃうよ」
「大丈夫です私数学得意ですし」
「あっあっあっありがとー」
「いえ」
それから一時間後生徒達は次々帰っていき
気が付いたら美夏と達哉2人きりになっていた。
「2人になっちゃったね」
「はい」
「ごめんね転入初日で居残りさせちゃって」
「いえ」
「前の学校ってどんな学校だったの?」
「よくわからないですょ3ヶ月ですよ」
「そっか」
「親の仕事の都合で転校することになったんですよもともと小さいときから転校ばっかり繰り返してて」
「じゃぁここもいずれか・・・」
「わかりません。でも多分」
「そっか」
「転校ばっかりしてるせいで友達もろくにいなくて・・・」
「そっかじゃあ俺がなってやるよ」
「えっ」
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