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「ビクトリアを探せ!奴を捕らえればこちらの勝ちだ!!」
パルチザンは中央通路を砂煙を上げながら走っていく。
そこに、ローラシア軍の兵士たちが姿を現した。
「ふん、愚民共が」
指揮官であるバルザック・ゴットフリートが小馬鹿にするように言って、銃を抜いた。
「滅殺せよ!!」
彼の号令と同時に兵士たちが攻撃を開始する。
「久しぶりの戦争だ」
バルザックが少し嬉しそうに言う。
「不謹慎です」
「そう言うな」
バルザックに意見を言ったのがローザ・ルクセンブルク、彼の部下で別部隊の指揮官でもある。
バルザックは手に持っている銃を構え、撃った。
それは何にも当たらず、どこかへ飛んでいった。
「今日は剣の気分だな」
「もう好きにしてください…」
バルザックとローザも戦闘に参加した。
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