私とおじさん

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「なかなか面白い遊びだったよ。でもね嬢ちゃん?これからこんなことしちゃ駄目だよ?」 まだ子供の行き過ぎた遊びだと思っている古内は幼女に説得をしている。 「状況判断力低っと。」 幼女はどこからか出したバインダーでメモを取り始めた。 「もう帰っていいわよ。ご苦労様。送らせるわ。ねぇ黒川?彼をもといた場所に送ってあげて?」 幼女は大内とは違う方向に話しかけた。 すると大内の視界は突然完全に0になった。 「うわっ。」 「大丈夫よ。ただのアイマスクだから。それから最初の指令をポケットに入れておくわね。」 そういうと幼女は大内の背広のポケットに紙切れを押し込んだ。 「私の名前はお嬢ちゃんではなくて水内梨佳よ。覚えておくこと… いえ、どうせ忘れられなくなるわね。ふふふ。ばいばい。おじちゃん。」 「ちょっどういうこ…うっ。」 大内の体に電流が走る。 大内の身体はぐったりと倒れこんだ。それを黒服の男が持ち抱えた。 「期待しているわ。大内優。」 梨佳がそういうと大内は黒服の何者かに連れ去られた。
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