失恋

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  ある時、TVで、ある男がMEN'S雑誌のオーディションに合格し1位を取ったというニュースが流れた。        それを見ていたアミは男を見て言った。        『あは、ミノルの方がカッコイイよ』       嬉しいが、やっぱりプレッシャーだった。       辛かった。       アミは自分の容姿に相当な価値を付けている。       オーディションに受かった男は明らかにカッコ良かった。       それでもそんな男はどうでもいいという感じで、僕の顔を惚れ惚れした表情で見つめてきた。
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