3.初キス

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キーンコーンカーンコーン 6時30分のチャイムが鳴る。 私はボールを片付け始めた。 全部片付けると結構外は暗い。 私は急いで部室に行き、制服に着替える。 私はもう少しの中間テストのことを考えながら、ドアを開けた。 「なっ、直哉?!」 直哉はドアの外で手をポケットに入れながら立っている。 「私を待っててくれてたの?」 「ちっ、違う。べっ別にお前を待ってた訳じゃないんだからな!」 「………クスクスッ」 「何笑ってんだよ。」 そう言うと直哉は私のカバンを取り、上に手を伸ばした。 「ちっちょっと~返してよ~」 私の身長では直哉の手に届くはずが無く、私はぴょんぴょんしてる。 ついに、私は足を絡ませてしまった。
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