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「ほんっとに勝手なんだから…………」
「しかたねぇだろ」
そう言って私の髪をグシャグシャにした。
「ちょっと~何すんのよ~」
その光景を見てた要が笑った。
「ちょっと~要は何で笑ってる訳?!」
要が何かを言おうとした時
「キャ、キャプテン~ほっていかないでくださいよ!」
他の部員が帰って来た。
私はすぐに水とタオルをみんなに渡す。
「あっ……ワリィ。つい、本気出してしまってさ…………」
「まぁ、みんな落ち着いたら着替えていいからな。」
そう言って直哉は部室に入って行った。
「ごめんね、みんな。直哉また、全力疾走したみたいだから。許してあげてね。」
「「いっいえ、マネージャーがそう言うのなら別に//////」」
「??」
二・三年の部員は慣れてるから何も言わず、ニコッと笑って部室に入って行った。
後で不思議だったのは、今年は半分も辞めなかったことだ。
嬉しいような、何か変な感じがした。
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