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1.ある日のルー君とミカちゃんの会話。
「ミカエラだって一応は男なんだから、レイナ様と一緒の部屋で大丈夫なのかよ」
「アタシがレイナちゃんに手を出すなんて、明るい所でダングスと遭遇する確率くらいありえないわね」
「え、それあぶねーじゃん。俺、明るい所でダングス見たことあるし」
「……嘘でしょ?」
「や、ロシュに聞いてみろよ。あいつもその時いたから」
「そ、それなら、明日いきなりロシュナンドがなくなるくらいありえない、とか」
「いや、無いってことは無いだろ」
「……なら、女神様が突然姿を現すとか」
「うーん、俺、それもロシュ達と一緒に経験済みだからなー。ありえないってことが既にありえねーよ」
「…………(こいつら、どんな人生を歩んできてるのかしら……)それなら」
「なら?」
「断言する。ロシュ君がレイナちゃんを捨てて他の女に走るくらいありえないわ(きっぱり)」
「あ、うん。確かにそりゃねーわ(納得)」
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