2.バスケ部

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「あっあの、仮入部終わってますか?」 俺は息を切らしながら言った。 そしたら、可愛いくて美人な女が俺に近づいて言った。 「新しい一年生?バスケ部入りたいの?」 「はい。」 俺は返事をする。 そこに男の俺から見てもかっこいい、キャプテンらしい人が近づいてきた。 「ダメだな………時間を過ぎてる。」 厳しい一言。俺の胸にグサッと刺さる。 そんなときに女の方が「別に良いじゃない。」と言って、俺に仮入部の紙を渡した。 どうやら、この女はバスケ部のマネージャーみだいだ……… 「名前、なんていう?」 男の方が俺に聞いた。 「あっ、日野要です。」 俺はとっさに答えた。 どうやら、この人も仮入部する事を許してくれたみたいだ……… バスケ部……… ギリギリだけど、仮入部をする事ができた。 俺は他に何も考えていなかった。
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