闇-やみ-

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
小さな頃に受けた傷。 私の中で日に日に存在感をましてゆく。 傷の治し方を知らなくて、私の中を覆っていく。 そろそろ無視できないくらいに膨らんで、向き合ってみようとする。誰にも気付かれず戦ってみたけど、私の力だけじゃどうしようもなかった。 きっと答えは出てるだろう。それを認めるのが怖くて怖くて、どのくらい逃げていたろう。いつまでも同じことの繰り返し。ついに逃げ場もなくなり、恐怖との戦いが始まった。 まだ戦いは続いてる。いつまで続くかも分からない。たどり着く場所も分からないまま、歩き続ける。 見えない未来に向かって、少しの希望と私を持って歩き続ける。 とても辛い旅に嫌気がさしながらも、ただ未来に向かっていくだけ。 いつかきっと笑える時がくると信じて、歩き続ける。恐怖との戦いはすごく辛いけど、少しずつでも踏み出せば何か変わるかな? とても難しいことだけど、死ぬまで歩み続けようと思う。時には逃げてもいいかな? 辛い…けど今はこれしか出来ないから… 頑張ってみよう。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!