スカイラブ～空に恋した戦士たち～

プロローグ

今から遠い未来、人類は宇宙へと進出し、月面に巨大都市を建造することに成功した。

人類はこの年を大宇宙暦元年と定め、月への移住を開始した。

しかしそれから数年後、悲劇は起きた。
土星の衛星であるタイタンを調査するべく送られた調査隊が、正体不明の地球外生命体によって全滅させられたのである。

さらにその地球外生命体は月面都市を攻撃、壊滅寸前まで追い込み、続いて地球に対して破壊行動を開始した。

人類はこの地球外生命体を「エクサ・バグ」と名付け、これに対抗するべくありとあらゆる手段を試みた。

そしてそれから十数年後、人類はフクハラ・タツミ教授らを始めとする科学者達の協力により、「人型空中戦特化兵器スカイラブ」を開発し、これを使いエクサ・バグに立ち向かった。

これは空に恋をした戦士達の、甘く切ない戦いの物語である。