寝顔はまるで天使のよう アレ刹

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珍しくマイスター4人が揃い、食堂に集まっていた ティエリアの向かいに刹那が座り、刹那の隣にアレルヤが、アレルヤの向かいにロックオンが座っている 黙々と食べるティエリア、ロックオンとアレルヤは今日の事を色々話し、刹那はといえば… 「……ふぁ…」 眠そうにあくびをして目を擦っている‥するともう眠気が限界にきたのか 「…アレルヤ……」 隣にいるアレルヤの腕を引きながら、名前を呼ぶ 「ん?どうしたの?」 話を中断させ刹那を見る 「眠い‥‥」 「あっ!目擦っちゃダメだよ…、じゃあ僕の部屋行って寝る?」 「ん…寝る‥‥。」 「じゃあ…ロックオン、ティエリア、僕達部屋に戻るね?」 その光景をボーッと見ていた二人はアレルヤに話し掛けられ我にかえる 「おっ…おぅ!ゆ、ゆっくり休めよ」 「あぁ……」 「刹那、行くよ…?」 アレルヤは刹那を椅子から立たせ、もう今にも寝ちゃいそうなので体を支えながら歩き食堂から出て行った ~二人が出て行った後のロックオンとティエリア~ 「ティ、ティエリア…」 「‥なんだ‥?」 「今の刹那だよな?」 「何を言っている…どう見ても刹那・F・セイエイだ」 「だよな…、あんな素直な刹那、初めて見るぜ」 「‥私もだ…」 「あんな顔もすんだなぁー!…にしても刹那、可愛いかったな…ティエリアもそう思うだ…」 「ロックオン・ストラトス…あなたって人は!万死に値する!」 ロックオンがティエリアに同意を求めるように顔を向けたら、凄い形相で睨まれながら言われ、食堂を出て行ってしまった… 「なんで怒ってんだぁ…?」
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