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夜の明かりに照らされて今日も私はいつものお店に出勤する ボーイ「指名のお客さん来てるから早く急いでロッカーで着替えてきて」 いつも、着るドレスは自前物 その日の気分によってドレスの色を変える 髪は、巻き髪 日によってつけ爪をつけたりする きらきらのピアスをつけ、高いヒールをはき その日の気分はお姫様 指名のお客様の席につき熱いおしぼりを渡し いつものように振り舞う --------------------- この世界は見たこともないきれいな世界で 女を輝かせられる場所 けれど、醜い蛾になる場所でもある 汚い世界、お金にまみれた世界 どれだけの価値が私にあるのか それをためすため夜の世界に惹かれていくのかもしれない
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