迷いの森

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森の中は外から見るよりも、もっと不気味で、本当に何か得体の知れない物が出てきそうな雰囲気でした。   恐怖の限界がきた花島さんは、来た道を引き返すことにしました。   しかし、5分、10分と歩いても、なかなか森の入口が見えてきません。   「おかしい・・・」   花島さんはそう思いました。   花島さんが森の中を進んだのは、せいぜい5分程度なのに・・・しかも1本道、迷うはずがありません。
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